6月は上から3冊を読むのに時間が掛かりました。
というか、読む時間をうまく捻出できなかったともいいます。
文字を追うペースが落ちたりもしてそうですが………。
6月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1811
ナイス数:73
とっぴんぱらりの風太郎 上 (文春文庫)の感想
忍びとしては、ずば抜けた能力があるとは言えない風太郎。等身大の風太郎が、ひょうたんに翻弄されながら行きていく話。上巻ラストはあの真田丸での戦のシーンだったが、綺麗さっぱり、ひょうたんの事を忘れてしまった。何かと絡みのある黒弓に大きな謎があって、驚かされたいという期待を抱きつつ下巻へ。
読了日:06月07日 著者:万城目 学
とっぴんぱらりの風太郎 下 ((文春文庫))の感想
読了迄にちょっと時間が掛かったが、後半は一気読み。壮絶な忍び同士の死闘に顔を歪めながら、止まる事が出来なかった。半端だった風太郎がたった一つやり遂げた、姫を守り脱出すること。その姫が「プリンセス・トヨトミ」に繋がるらしい。気になるが、読み返している時間は無い………。そう言えば、半端なりにモテていたような気がするよ、風太郎。姫にも気に入られていたし。
読了日:06月15日 著者:万城目 学
かぜまち美術館の謎便り (新潮文庫nex)の感想
連作短編の形をとりながら、実は大きな謎を内包している展開。小さな町で起こる事件としてはなかなか重い。しかも、真犯人は意外なところから転がってきた。ラスト、主人公の恋心にああいう決着がついたのは良かった。かえでの可愛さに引っ張られて読了。
読了日:06月25日 著者:森 晶麿
Bの戦場 2 さいたま新都心ブライダル課の機略 (集英社オレンジ文庫)の感想
寝なきゃいけないとわかっているのに………。変態な美形課長がちゃんとした恋心に戸惑う経緯にニヤニヤしたり、披露宴が無事に終わったあとの流れでウルっとしたり、目一杯楽しませてもらった。ラストではもう一人のブスが登場して、課長との関係がややこしくなっていく予感。お仕事小説としても次巻が楽しみ。
読了日:06月26日 著者:ゆきた 志旗
政と源 (集英社オレンジ文庫)の感想
東京下町の爺さん2人。三匹のおっさんを彷彿とさせるが、お年は上だし、もっと日常に寄り添った話。三匹がずっとチラチラしてしまうけれども。爺さんの友情物語なのだが、爺さんだからこそ成り立つ話だったかと。するっと読んでしまうほどには面白かったが、ちょっと物足りない気がするのは何故か。
読了日:06月29日 著者:三浦 しをん
7月はもっと読みたいところですねぇ。
積ん読本がほんっっとに減らない………自分のせいですが。
今回もチョット面白いラインナップですね。
風太郎も気になりますが、ネタ的に面白そうなのは、Bの戦場ですね。題材が近くにあるので、さくっと楽しめそうです。
いつも自分では気付かない本の感想を有り難うございます!
P.S.
ヤマトは面白かったですよ!
オープニングのオケの壮大な音には、ある意味感動しました。
本編は前オリジナルを知っていれば、より楽しいようですが、初手でも十分楽しかったです。とはいえ、九州では博多でしかやってないのですが・・・