7月末に読んでいた本が結構てこずったので、7月の読了数は結局少なかったです。

でも、7月はかなり本を買ってしまいました(>_<)

8月も読書頑張ります。

夏休みの子どものような目標ですが。

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2379
ナイス数:87

後宮に月は満ちる 金椛国春秋 (角川文庫)後宮に月は満ちる 金椛国春秋 (角川文庫)感想
後宮が舞台の話は数あるし、そこに蔓延る陰謀話も尽きないが、それでも面白いと思えるこの作品。爪での探索のくだりがあっさりうまく行っているのが気にはなったが、それでも濃い内容だったかと。目立ちたくもなく、地位向上を狙っているわけでもないのに、後宮での地位を確固たるものにしていっているのが面白い。
読了日:07月05日 著者:篠原 悠希


豆の上で眠る (新潮文庫)豆の上で眠る (新潮文庫)感想
取り違えや入れ替わりネタはよくあるが、こういう話に仕上げるとは、さすが湊さんと言うべきか。これまで読んできたこういうネタの話と印象が随分違うのは何故。更に真実を明らかにされたにも関わらず主人公の気持ちは宙ぶらりんのままという、居心地の悪さ。
読了日:07月06日 著者:湊 かなえ


荒神 (新潮文庫)荒神 (新潮文庫)感想
没頭した。ホラーと言わんばかりの物語の始まりから、ダイダラボッチか? と思わせるバケモノの登場、登場人物の因縁、容赦ない展開。徳川の御代のファンタジー。はヒロインもいなくなり、ハッピーとは言い張れない終結を迎えたが、後味が悪いこともなく、落ち着くところに落ち着いた感。バケモノの風体を想像するのが一番難しかった。あと、圓秀がどんな絵を残したのかが気になる。
読了日:07月13日 著者:宮部 みゆき


月光のスティグマ (新潮文庫)月光のスティグマ (新潮文庫)感想
途中、何故だか東野圭吾さんの作品を読んでいる気になってしまった。今回はどんでん返しがなかったように思う。優衣が亡くなるとはさすがに予想外だったが。ジェットコースターみたいに目まぐるしく事が起こり、てんこ盛り感がすごかった。
読了日:07月17日 著者:中山 七里


彼女はもどらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)彼女はもどらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
初っ端からイヤミスな感じを持ったまま読了。悪意やら悪いタイミングが重なって起こった事件は、終わってみれば狭い範囲内の話だった。二重生活とはラストまで気がつかなかったが、それは多分悟の印象が違いすぎたせいだ。小説のタイトルは以前のもしっくり来ないが、改題したものはあざと過ぎる。
読了日:07月20日 著者:降田 天


死者ノ棘 (祥伝社文庫)死者ノ棘 (祥伝社文庫)感想
黒い棘を使って、他人の体を乗っ取らせるという玉緒の基本ルールは同じだが、見せ方・使い方の違いで読ませる連作短編集。コンセプトは好きな類だが、救われる話ではない。そこも面白いところといえる。
読了日:07月24日 著者:日野草

読書メーター

 

 

今、ふと積ん読本タワーを見たら、かなりヤバイ傾斜になっていました。

倒れる前になんとかしよう。

なんでこうなってるんでしょうか。自分のせいですが。

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