先日言っていたとおり、少なめな12月でございました。

 

12月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1403
ナイス数:58

ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人 (角川文庫)ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人 (角川文庫)感想
医療の現場を舞台に犬養が立ち回る話ではあったが、今回は振り回されている感があり。そのもどかしさも含めて途中からはノンストップ。ハーメルンの笛吹き男が誰なのかは、確信がないまま目星を付けていたのが当たった。結果的に正論がまかり通ったわけだが、物語の中だけのことで終わってほしくないテーマだった。
読了日:12月07日 著者:中山 七里


アポロンの嘲笑 (集英社文庫)アポロンの嘲笑 (集英社文庫)感想
東日本大震災直後の福島が舞台。未曾有の状況の下、発生した殺人事件は原発を巡る一大事件へと発展する。主人公の1人が過酷な状態に置かれるのは健在。どんでん返しは目立たなかった。何故、すぐに原発に向かわず、一旦捕まるようなことをしたのかだけが謎だったが、なかなか深く濃い内容だった。
読了日:12月21日 著者:中山 七里


Bの戦場3 さいたま新都心ブライダル課の果断 (オレンジ文庫)Bの戦場3 さいたま新都心ブライダル課の果断 (オレンジ文庫)感想
またも一気読み。仕事に対してプライドを持ってこそ、良い仕事が出来るのだとひしひしと感じた。久世が顔だけではなく、中身もひっくるめて好きだと言ったのが感慨深かった。複雑だろうけど、ここまで言われたら香澄も腹を括ったら良いのに。
読了日:12月21日 著者:ゆきた 志旗


脳科学捜査官 真田夏希 (角川文庫)脳科学捜査官 真田夏希 (角川文庫)感想
爆発犯に脳科学を駆使して迫る話。材料はいいんだけど、料理の仕方が勿体ない印象。面白くないわけじゃないし、事実、先の展開は気になったわけだし。でも、登場人物の造形が内容に没頭させてくれなかった。キャラ付けが説明的すぎて、違和感。
読了日:12月31日 著者:鳴神 響一

読書メーター

 

 

今年は少し買い控えようと思います。

この1、2年は開拓しようとして、あんまり成功していない気がします………。

自分に合う本のチョイスが下手くそになっているような。

あと、変なストレスで本を買っているのかもしれません。

早めに軌道修正して、本の断捨離も久しぶりに行うとしましょう。

関連する記事
コメント
コメントする