2月はあっという間に過ぎました。

読んだ本の冊数も少なかった………。

10冊どころじゃなかったです。

 

2月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2165
ナイス数:67

Bの戦場 6: さいたま新都心ブライダル課の門出 (集英社オレンジ文庫)Bの戦場 6: さいたま新都心ブライダル課の門出 (集英社オレンジ文庫)感想
最後まで面白かった。お仕事小説としても充分に楽しめた。久世課長はつまりブスだけどそれよりなにより香澄という人が好きというところに落ち着いたわけで、至って普通の結果ということに。そのあたりが一番ややこしかった。ラストは100パーセントのその後が開示されていない後日談が良い。
読了日:02月03日 著者:ゆきた 志旗


わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)感想
ものすごく働くことに考えさせられたお仕事小説だった。あらゆる働く人に読んでもらいたい。成長する主人公のマネジメント力は見習いたいが、限界まで働くのは勘弁願いたい。とは言え、全力で仕事に向き合うのは大事だし、働く自分の体を労うのも大事。それがワークライフバランスというものか。
読了日:02月04日 著者:朱野 帰子


消滅 VANISHING POINT (上) (幻冬舎文庫)消滅 VANISHING POINT (上) (幻冬舎文庫)感想
巨大台風が接近中の空港で、なんのつながりもない男女10人が一室に集められ、その中にいるテロリストを見つけ出せと、高性能すぎるヒューマノイドに求められる話。設定の面白さと先の読めない展開で一気に上巻読了。閉鎖された空間の物語はさすが。テロリストを探す謎解きもいいが、ヒューマノイド、引いては人間についても考えたくなる。
読了日:02月07日 著者:恩田陸


消滅 VANISHING POINT (下) (幻冬舎文庫)消滅 VANISHING POINT (下) (幻冬舎文庫)感想
夢中になって読んだ。テロリストの正体は妥当というか大変な驚きはなかったけど、真実に迫っていこうとする過程が面白かった。謎は明らかになるのが常だが、そうなる直前までの緊迫した状態のところがずっと続けば良いのに、と思うくらい。
読了日:02月08日 著者:恩田陸


オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
オーパーツをふんだんに取り入れてあるのは、これまで読んだことがなかったので、気になって手に取ってみたが、かなり癖のある推理小説だった。キャラクターを受け入れるのが困難で、内容も上滑りしてしまった感がある。本格推理に位置付けるならトリックに集中して読みたい。新しい形と言われればそうかもしれないが、だとすると私には合わなかったということか。
読了日:02月17日 著者:蒼井 碧


睦月童 (PHP文芸文庫)睦月童 (PHP文芸文庫)感想
相手の罪悪感を映し出す目を持つ睦月童と呼ばれる少女を巡る連作短編集かと思っていたら、後半は睦月童を統べる睦月神を軸とした睦月童の里の存続を掛けた大がかりな物語に。神に縋る睦月童の理由が案外俗っぽいが、全体的に面白く引き込まれていた。
読了日:02月22日 著者:西條 奈加


幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋 (角川文庫)幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋 (角川文庫)感想
病弱・虚弱なのに、全力で頭を使い体も張って困難に立ち向かう遊圭は、かなり強い人だと思う。遊圭の成長っぷりが楽しかった今作だったが、大丈夫だと思ってもハラハラしてしまう展開でもあった。ルーシャンの人柄であまり深刻にはならなかったが。玄月の人相が変わる窶れ切った顔がどんなものか気になる。
読了日:02月27日 著者:篠原 悠希

読書メーター

 

 

殆どが面白かったですねぇ。

3月は目指せ10冊!

何しろ、今週一気に10冊ほど積ん読本を増やしましたからね(^_^;)

10冊読めてプラマイゼロですよ。

1月は年越しした本がなかなか読み上がらなかったので、冊数的には少なかったですね。

月に10冊読んでも年に120冊しか読めないから、積ん読本は減らないんですよ。

15冊でもあんま減らないですけどね。

なんせ、今353冊積ん読いてますからね。

 

1月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2713
ナイス数:79

鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)感想
年越して読了。分厚い中身はびっくりするぐらい丁寧に、1人の男の人生を追ったもので、読むのに時間がかかった。火村が表舞台に出てきてからはテンポが若干上がったが。ちなみに犯人当ては外れた。
読了日:01月15日 著者:有栖川 有栖


スタープレイヤー (角川文庫)スタープレイヤー (角川文庫)感想
大人が異世界に飛ばされたファンタジー。スタープレイヤーに当選してしまった主人公は、許容範囲の広い願いを10個も叶えられる超自然的な権利を与えられ異世界で生きていくことになる。その設定と世界の作り方が上手くて、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読了してしまった。ファンタジーにだと設定を理解するまで必要な慣れの時間もいらなかった。
読了日:01月15日 著者:恒川 光太郎


ヘブンメイカー (角川文庫)ヘブンメイカー (角川文庫)感想
スタープレイヤーの続編だが、時系列としては前。スタープレイヤーとなった佐伯と彼に呼び出された孝平を主人公として交互に物語が進むのだが、もともと雑誌掲載時には佐伯側の物語しかなかったといのが驚き。孝平側の物語が加筆されることでラスト付近に驚きが待っていたし、なにがどう繋がるのかを探りながら読むのが楽しかった。大人のリアルなRPG。人間って愚かだとも思うけど、力を合わせて生きていくことも出来るんだなとしみじみ思う。
読了日:01月17日 著者:恒川 光太郎


ため息に溺れる (中公文庫)ため息に溺れる (中公文庫)感想
完璧に見えても結局は作っていたという事なんだろうけど、結局のところ蔵元家は曲者揃いだったということか。ラストが驚愕とか煽りがあったので、慎重に読み進めてしまったがために、大体の謎が想定内になってしまった。
読了日:01月23日 著者:石川 智健


クール・キャンデー (祥伝社文庫)クール・キャンデー (祥伝社文庫)感想
復刊ありがたい。思っていたより薄かったが内容はさらっと読ませてくれるのに、かなり引っかかるものだった。主人公を含めて登場人物が曲者ばかり。中二は最早無邪気ではない。最後の一文のために書かれたのだろうと思うが、そこから出来る深読みにゾッとする。
読了日:01月24日 著者:若竹 七海


絶対正義 (幻冬舎文庫)絶対正義 (幻冬舎文庫)感想
正義に絶対は無い! と叫びたくなる。確かに間違ってはないけど、違うんだよと。正義ってそういう意味じゃないよねと。娘はともかくとして、旦那さんはきつくなかったのかな。久しぶりに読んでいてイライラした。でも面白くて一気に読んでしまった。
読了日:01月25日 著者:秋吉 理香子


秋の牢獄 (角川ホラー文庫)秋の牢獄 (角川ホラー文庫)感想
閉鎖された異空間での物語はあからさまに怖いものではないが、じわじわと迫ってくるものがある。表題作である、たった1日を繰り返すタイムリープものは他にもあるネタだが、淡々と語られながらも読み手を引き込む。一方家に捕らわれ、家ごと移動し神様扱いとなる話は設定から面白い。幻を力にした少女の話はその先も物語が膨らみそう。その感覚は怖いもの見たさに近い。
読了日:01月31日 著者:恒川 光太郎

読書メーター

 

最近のお気に入りは恒川光太郎さんなのが丸わかり。

しかしながら、本屋での取り扱いはそんなに大きくないので、まだ入手出来てない本があるのが無念。

淡々としているのに夢中になってしまうんですよねぇ………不思議と。

12月はあんまり読めなかったですねぇ。

中盤が仕事に追われて疲れて帰ったら寝てばかりでしたから………。

 

12月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2793
ナイス数:81

奇譚蒐集録: 弔い少女の鎮魂歌 (新潮文庫nex)奇譚蒐集録: 弔い少女の鎮魂歌 (新潮文庫nex)感想
鬼の正体はうすうす気づいていたが、流石に真汐の正体には気づけなかったので、明らかになる頃には切ない気持ちばかり。大正時代の沖縄の離島を舞台に、しっかりと作り込まれた世界には、没頭できそうで、しかしウチナー言葉に翻弄されて一気読みとはいかなかった。内容が濃くて面白かったのは確か。
読了日:12月03日 著者:清水 朔


月夜の島渡り (角川ホラー文庫)月夜の島渡り (角川ホラー文庫)感想
沖縄を舞台にさまざまな時代の妖しい短編が集う一冊。恒川さんらしい話が満載で面白かった。ホラー文庫から出ているが、ぞくっとする話というより不思議な話という印象。集落に溶け込む異端の話。なんだか癖になる。
読了日:12月05日 著者:恒川 光太郎


雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)感想
隔離された異界と現実世界とを舞台にした物語は引き込む力が強くて、のめり込んだ。何が面白いとはっきり言えないが、面白い。異界とはいえあまりかけ離れた設定でもなく、ほんの少しだけ不思議な世界を読むことができるのが、理解しやすくて面白いのかしれない。
読了日:12月10日 著者:恒川 光太郎


QJKJQ (講談社文庫)QJKJQ (講談社文庫)感想
なかなか癖が強かった。あまり入り込めないまま読了。とんでもない殺人者の血を引いている主人公を巡る物語。ちょっと文学的な表現もあって、そのあたりがまた入り込めない理由でもあったけど。純粋には楽しめなかった。
読了日:12月16日 著者:佐藤 究


総理にされた男 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)総理にされた男 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
こんな総理がいればいいのに! と思ってしまった、痛快で爽快な読了。売れない役者がまさかの現役総理の代役を請け負うところから物語は始まるのだが、まさかまさかの連続だった。主人公の追い込まれ方が、さすがの中山作品。ついつい現実と比べてしまうけど、総理の立場からの主人公の言動に思うところもあった。
読了日:12月22日 著者:中山 七里


たとえば、君という裏切り (祥伝社文庫)たとえば、君という裏切り (祥伝社文庫)感想
構えて読んだので、一見ただの短編集が実は繋がっているのだということには気付くことが出来たが、ラストは確かに震えた。盲信怖い。しかし、離婚だの亡くなっただの、両親の云々がメインキャラクターに起こ理すぎな気も。
読了日:12月24日 著者:佐藤青南


拝啓 彼方からあなたへ (集英社オレンジ文庫)拝啓 彼方からあなたへ (集英社オレンジ文庫)感想
そこはもやったままなんだ、というラストだったが、文房具好き、手紙もまあまあ好きな身としては、それだけで読むのが楽しかった。もうちょっと道具に踏み込んで貰っても良かったが、自殺したはずの親友にまつわる謎解き部分がメインなのだろうからしょうがない。面白かったが。
読了日:12月25日 著者:谷 瑞恵,くまおり 純


スクールカースト殺人教室 (新潮文庫nex)スクールカースト殺人教室 (新潮文庫nex)感想
続刊を読むための再読。うっすらとは覚えていたが、ラストはすっかり忘れていたので、再び楽しめた。よくあるスクールカーストものかと思いきや、裏が隠されているという一捻りが面白い。
読了日:12月28日 著者:堀内 公太郎


スクールカースト殺人同窓会 (新潮文庫nex)スクールカースト殺人同窓会 (新潮文庫nex)感想
もう一つのゲスなクラスの物語。前作で登場した刑事・南の過去を元に展開。加害者と被害者が絡み合って読ませてくれたが、謎の部分があまりなく前作ほどの衝撃は少なかったかと。表紙にも登場していることりがどこで絡んでくるかということのほうが気になっていた。
読了日:12月31日 著者:堀内 公太郎



読書メーター

 

 

尚!

2018年のまとめを見たら、読んだ本の冊数が100冊だった!! なんと!

試験から解放されて、燃え尽き症候群も立ち去った11月、積ん読本をどうにかせねば、と読みまくりましたよ!

 

11月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4789
ナイス数:89

次回作にご期待下さい 2 (角川文庫)次回作にご期待下さい 2 (角川文庫)感想
アツイ夏、アツイ仕事。編集者の目を通して描かれる漫画の世界はやっぱり面白い。登場する漫画家さんや編集者のキャラが濃くてみんないい。才能があっても努力は必要だし、やるからには真剣に向き合わすわないとな、と自分の仕事ぶりを振り返ってみたり。
読了日:11月01日 著者:問乃 みさき


Bの戦場 5 さいたま新都心ブライダル課の変革 (集英社オレンジ文庫)Bの戦場 5 さいたま新都心ブライダル課の変革 (集英社オレンジ文庫)感想
ブライダル課にも外にもキャラクターがどんどん登場して、面白さを増している。とはいえ真剣に仕事に向き合う姿見られるところが一番快い。香澄と課長の駆け引き? も進展しているようでなにより。次巻では香澄の引き抜きがあったりするんでしょうかね。
読了日:11月03日 著者:ゆきた 志旗


七月に流れる花 (講談社タイガ)七月に流れる花 (講談社タイガ)感想
短い中に、不気味さも怖さも切なさも含まれていて、その分スピード感もあり、面白い読書だった。とじらた空間の物語はいつも秀逸。小学生が主人公だと思っていたので、途中でアレっと戸惑ったのは私だけだろうか。
読了日:11月04日 著者:恩田 陸


八月は冷たい城 (講談社タイガ)八月は冷たい城 (講談社タイガ)感想
「七月に流れる花」と対をなす作品。『夏の人』の正体に迫るなど、七月では明らかにならなかった部分が紐解かれていく。七月から八月へと順当に読むのが良いかな。どちらから読んでも単独で読んでも問題がないので、完成度が高いとしみじみ思う。
読了日:11月04日 著者:恩田 陸


作家刑事毒島 (幻冬舎文庫)作家刑事毒島 (幻冬舎文庫)感想
ここに感想を書くのもちょっと躊躇ってしまうくらいに、痛快で爽快だけど相対したくない毒島さん。出版の世界をバッサバッサと捌いていくのは面白かったけど、一般人としてはおとなしく楽しく読みたい本を読んでいようと思ってしまった。最後に最大の驚きを置いてあったのもさすが。
読了日:11月06日 著者:中山 七里


ブラック・ドッグ (講談社文庫)ブラック・ドッグ (講談社文庫)感想
かなりエグい。ページ数が多かったが、割とノンストップ。エグいけれど先を求めてしまう面白さがある。内容はあまり救いもないし、思想に同調も出来ないけど、誰が生き残って誰が命を落としてしまうのか、気になって先を求めた。
読了日:11月11日 著者:葉真中 顕


放課後のジュラシック 赤い爪の秘密 (PHPジュニアノベル)放課後のジュラシック 赤い爪の秘密 (PHPジュニアノベル)感想
トンデモな設定だったけど、徹底的に作られていたから面白かった。しっかりと謎があって解決していたし、満足。しかし、児童向けに描かれるものは、何かしらのルールに縛られているものなのだろうか。中身がどうこうではなくて文章の印象が似てる。
読了日:11月14日 著者:森 晶麿


ギブ・ミー・ア・チャンス (文春文庫)ギブ・ミー・ア・チャンス (文春文庫)感想
チャンスは与えられるものではなく掴み取るもの、と言えたらカッコいいが、そのチャンスを掴みたくて足掻いている人たちの短編集。主人公はほぼ崖っぷちにいて、必死に自分が思う理想に向かっている。巻末のあと描きは萩原さんご自身のものであることにびっくり。
読了日:11月16日 著者:荻原 浩


翼をください (創元推理文庫)翼をください (創元推理文庫)感想
犯人が判明した時の衝撃が薄かった。全く関係ないとは言わないが、別個の事件が別個で起こっただけ、という印象が強い。どっちかに完全に寄せたほうが良かったかも。犯行が起こった時の様子が描かれていないのはともかくとして、その後のアリバイ云々とかただ文字を追っただけだった。冒頭面白かっただけに残念。
読了日:11月20日 著者:田南 透


フィッターXの異常な愛情 (小学館文庫)フィッターXの異常な愛情 (小学館文庫)感想
32歳の女子がランジェリーの助けを借りて仕事も人生も恋も頑張っていく連作短編集。1話が短いし前向きで勢いもあるのでするすると読了。気に入った下着を付けているとちょっと気分が上がるのはわかる。面倒臭いから下着を買いに行っても毎度は試着しないんだけど、ちょっと反省。
読了日:11月21日 著者:蛭田 亜紗子


レトロゲームファクトリー (新潮文庫nex)レトロゲームファクトリー (新潮文庫nex)感想
ゲーム業界を舞台に、レトロゲームを軸として過去と向き合いながら、自分の信念を貫く話。王道の少年漫画のようなストーリー展開はストレートで面白かった。女性主人公のお仕事小説よりも男性主人公のお仕事小説はアツイ。ちなみに、婚約者に裏を感じてしまった私はひねくれているんだろうな。
読了日:11月23日 著者:柳井 政和


ロスト・ケア (光文社文庫)ロスト・ケア (光文社文庫)感想
いやもう、重い。否応無しにこれから考えていかなければならないことで、深く考えさせられる。これが書かれた時からそこそこ年数が過ぎているのに、世間的にはなんにも変わっていない気がする。犯人については驚かされた。確かに冒頭でわかりやすく提示されているのがおかしいんだけれども。まんまと引っかかってしまった。
読了日:11月25日 著者:葉真中 顕


僕はいつも巻きこまれる (講談社タイガ)僕はいつも巻きこまれる (講談社タイガ)感想
ライトな読み心地。テンポ良く物語が進んでいくので、主人公が巻き込まれる展開が伝わりやすい。迂闊すぎる新入社員にため息が出てしまう管理職の気持ちもわかるが、憎めないキャラ。冒頭の事件が派手だった分、決着が生臭かったかな。
読了日:11月27日 著者:水生 大海


朝が来る (文春文庫 つ 18-4)朝が来る (文春文庫 つ 18-4)感想
特別養子縁組を縁組をした親と産んだ親の両方から丁寧に描いた作品。ラストで刺した光は夕日のものだったが、朝が来たと言いたくなるような救われるものでホッとした。そういえば、ひかりが出産直前に見た景色も夕日だったのは、ひかりの立場を暗喩していたんだろうか。深く考えさせられる内容だったが、あっという間に読み終えてしまった。辻村さんの語りにはいつも引き込まれる。
読了日:11月28日 著者:辻村 深月


准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき (角川文庫)准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき (角川文庫)感想
現代で起こる怪異を民俗学の観点から解き明かす短編集。いろいろなことが解明されている現代では、現実的な理由付けが出来てしまうので、怪異は怪異になりにくいが、理由を明らかにすることが民俗学とは目から鱗。メイン2人のやりとりも面白かった。
読了日:11月29日 著者:澤村 御影

読書メーター

 

2日に1冊! やりましたよ!

 

ちなみに今月も頑張りたいけど、既に若干ペースが落ちておりますよ………。

10月は試験のために読書を控えていたので、殆ど読んでいません。

読んだ1冊も9月末に手を付けて、やっとこ読み上げたやつです。

 

 

10月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:370
ナイス数:32

噂屋ワタルくん ~学校の怪談と傍若無人な観察者~ (メディアワークス文庫)噂屋ワタルくん ~学校の怪談と傍若無人な観察者~ (メディアワークス文庫)感想
買った当時の気持ちを覚えていないのだが、思っていた話とは違っていた。怪談ではなく、人為的に作り出したものだったんだという展開は好みなのだが、正直キャラクターがキツくて読み辛かった。文章も合わなかったというのもあるかと。
読了日:10月28日 著者:柳田 狐狗狸

読書メーター

 

今月は反動のように読もうと思っています。

が、なかなか進んでないですが、読まなかったことの反動なのか、かなり購入してしまいましたから読まねば!

すっかりご無沙汰しておりました。

 

毎年恒例になっていた試験を前に、心持ちイロイロ控えておりました。

コルダプレイもお休みしていました。

(コルダ3アナスカも届いているのですが、今やっているのはまだ2ff。そして、アナスカについてはちょっとした事件もあったのですが、それについてはまたの機会に)

ま、スマホゲームはやってたんですがねσ(^◇^;)

スマホはいかんですね、簡単に遊べちゃう。

だからオクターヴはスマホでお願いしたかったかな………予約したけど。

 

あ、ちなみに試験はもう毎年恒例にはならなくて済みそうです!

最高の開放感!!

 

とりあえず、今日は放置していた9月の読書まとめ。

 

 

9月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3711
ナイス数:81

思い出のとき修理します 3 空からの時報 (集英社文庫)思い出のとき修理します 3 空からの時報 (集英社文庫)感想
家族というものにかなり踏み込んで来た3巻。明里の家族に対するわだかまりも解けていっているのがよくわかる。だからこそなのか、なかなか重い展開が続く。最終巻に向けて落ち着くべきところへ向かっている印象。思い出の時を修理するということは、囚われている過去に決着をつけるということだな、と改めて思う。
読了日:09月02日 著者:谷 瑞恵


思い出のとき修理します 4 永久時計を胸に (集英社文庫)思い出のとき修理します 4 永久時計を胸に (集英社文庫)感想
明里と秀司の将来も穏やかに決着。実際のところ遠距離結婚だから、あんまり穏やかでは内容なんだけど、この二人だから穏やかな印象を受ける。ハラハラもドキドキもないけど、波風立たない読書もたまにはいい。
読了日:09月06日 著者:谷 瑞恵


闘う君の唄を (朝日文庫)闘う君の唄を (朝日文庫)感想
新米幼稚園教諭がその熱血でもって子供たちと気持ちを通わせ、モンスターペアレントと闘う話かと思いきや、やっぱりそれだけでは終わらないのが、中山さんの作品。正直、どんでん返しの中身は予想がついたが、それでも面白いのが凄い。早く寝なきゃと思うのに、読み止まりたくはないくらい。
読了日:09月07日 著者:中山七里


ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 (講談社タイガ)ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 (講談社タイガ)感想
諸事情あってなかなか読み進まなかったが、面白かった。19世紀の英国で学生時代を過ごす小泉八雲と主人公が体験する奇譚。現実的な解決部分と不可思議な現象がうまく重なって楽しく読み終わった。この2人の窮屈な神学校生活をもっと読んでみたいと思う。
読了日:09月13日 著者:久賀 理世


オークブリッジ邸の笑わない貴婦人: 新人メイドと秘密の写真 (新潮文庫nex)オークブリッジ邸の笑わない貴婦人: 新人メイドと秘密の写真 (新潮文庫nex)感想
1冊も読んだことがないのに作者買いをしていたシリーズものの第1巻。現代でありながら、とことん19世紀の英国を再現する内容についていけるか不安で積んでいたが杞憂だった。すんなりと内容に入り込んで行けたし、英国のお屋敷の様子も興味深かった。意外と甘さもあったし、続刊が楽しみ。
読了日:09月14日 著者:太田 紫織


オークブリッジ邸の笑わない貴婦人2: 後輩メイドと窓下のお嬢様 (新潮文庫nex)オークブリッジ邸の笑わない貴婦人2: 後輩メイドと窓下のお嬢様 (新潮文庫nex)感想
手のかかる新しいメイド・エミリーとエズミお嬢様という登場人物を迎え、紆余曲折ありながら少しずつ歩み寄っていく展開。アイリーンの過去の罪というから、前作でも話題にされていたことかと思ったら、全く違っていて、そんなこともあったのかとイロイロ事件経験してるんだなアイリーン、と変な感心をした。
読了日:09月17日 著者:太田 紫織


オークブリッジ邸の笑わない貴婦人3: 奥様と最後のダンス (新潮文庫nex)オークブリッジ邸の笑わない貴婦人3: 奥様と最後のダンス (新潮文庫nex)感想
アイリーンは鈍いとわかっていたが、奥様のことにも鈍いのはお世話しているうえでダメなような……そこらへんは結構雑。あと、まさか一旦違うほうによろめくとも思っていなかった。が、落ち着くところに落ち着いて、きちんと完結して良かった。19世紀の英国のお屋敷を全力で再現するという展開はやっぱり面白かった。
読了日:09月18日 著者:太田 紫織


雨の降る日は学校に行かない (集英社文庫)雨の降る日は学校に行かない (集英社文庫)感想
中二女子の物語。こういう女子ならではなところって今も昔も変わらないんだろう。なかなかキツい内容だったが、カメラの話はホッとできる。こういう話が刺さって欲しいと思う子こそ、こういう本は読まないんだろうか。何にしても学校って窮屈。行かないでいいなら行きたくないけど、行かないと学べないこともあるん場所だったりもするんだ。
読了日:09月19日 著者:相沢 沙呼


氷室冴子: 没後10年記念特集 私たちが愛した永遠の青春小説作家 (文藝別冊)氷室冴子: 没後10年記念特集 私たちが愛した永遠の青春小説作家 (文藝別冊)感想
作品ガイドを見て、自分の在庫を確認したくなる。概ね網羅できているはず。大人になってから中古も含めて揃えたし。と、懐かしく思う一方で、縁のあった方々のインタビューから氷室さんのエッセイへと繋がるところに感嘆。つくづく氷室さんとはすごい人だったのだと思う。そして銀金は完結まで読みたかったと思ってしまう。全作読み返したい。
読了日:09月21日 著者:氷室冴子,新井素子,飯田晴子,伊藤亜由美,榎木洋子,榎村寛之,荻原規子,菊地秀行,木村朗子,久美沙織,近藤勝也,嵯峨景子,須賀しのぶ,菅原弘文,高殿円,田中二郎,俵万智,辻村深月,ひかわ玲子,藤田和子,堀井さや夏,三浦佑之,三村美衣,群ようこ,山内直実,柚木麻子,夢枕獏


ココロ・ファインダ (光文社文庫)ココロ・ファインダ (光文社文庫)感想
今とても気になっているので、カメラや写真についての描写が興味深かった。女子高生ならではのモヤモヤはあったが「雨の日〜」ほどの根深さは表現されていなかったので、キラキラした青春物語として読めたぶんインパクトはなかった。
読了日:09月26日 著者:相沢 沙呼


アドカレ! 戸山大学広告代理店の挑戦 (富士見L文庫)アドカレ! 戸山大学広告代理店の挑戦 (富士見L文庫)感想
大学生が経営する大学生しかいない広告代理店が舞台の、父親に伝説のコピーライターを持つ地道な女子大生がコピーライターになっていく物語。軽快でお仕事小説として読むのも面白い。コピーを作ってみたくなる。言葉って良いものだ。
読了日:09月29日 著者:森 晶麿


鉄道リドル: いすみ鉄道で妖精の森に迷いこむ (小学館文庫キャラブン!)鉄道リドル: いすみ鉄道で妖精の森に迷いこむ (小学館文庫キャラブン!)感想
いすみ鉄道が走る土地を舞台にした連作短編集。3人のちょっと残念なイケメンが出会うちょっとした3つの事件を解決する話。3人とも鉄道オタクなのだが、その設定は3人を繋ぐ役目でしかないような。ただちょっと残念なイケメンとしての謎解き物語であるぶん、話はいろいろと広がりそう。テンポよくあっという間に読めた。
読了日:09月30日 著者:佐藤 青南

読書メーター

 

10月は完全に読書を辞めていたので、これから再開。

読んでない間も積ん読本は増えましたしね。

8月は読みました! と言えるほう。

夏休みだし(関係ないけど)、ため込んでいたシリーズ物とか長いこと積んどかれているものを読むのを目標にしてました。

 

8月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:4177
ナイス数:147

夜市 (角川ホラー文庫)夜市 (角川ホラー文庫)感想
ホラーというにはあまり怖いと思わせないファンタジー色の強い2話。いずれも異世界が舞台となっているが、現実世界と地続きになっていて、どこか民話を感じる。怖さはないが、驚きはあり、面白かった。
読了日:08月01日 著者:恒川 光太郎


カトク 過重労働撲滅特別対策班 (文春文庫)カトク 過重労働撲滅特別対策班 (文春文庫)感想
3社のモデル企業を彷彿させる、労働問題を描いた話。確かに会社全体の体質、経営者の成功体験による無茶振りはある。これは労働時間に限らないけれども。企業の悪い体質にメスを入れる話としてはあまり派手さはないが、テーマからするとそうなるか。意識改革が必要な問題だよね、と再認識して読了。
読了日:08月05日 著者:新庄 耕


マリー・アントワネットの日記 Rose (新潮文庫nex)マリー・アントワネットの日記 Rose (新潮文庫nex)感想
若者用語についていけるか多少不安だったが、面白く読了。マリー・アントワネットの生涯は語れるほどには知らないし、この時代のことにも詳しくはないが、マリーのツッコミどころに共感できた。下巻はあまり楽しい展開にならなそうな気がするが、あけすけな日記を楽しめたらいい。それにしても、マリー(マリア)が多すぎるよ。
読了日:08月06日 著者:吉川 トリコ


マリー・アントワネットの日記 Bleu (新潮文庫nex)マリー・アントワネットの日記 Bleu (新潮文庫nex)感想
最後にうるっとしてしまった。さすがにマリーの最期は知ってるけど、こんな日記を読んだ後には遣る瀬無いとしか感じられない。破天荒な感じだったけど、根っこのところでは、女だから、に真っ向から立ち向かっていて、今も昔もあんまり世の中ってかわらんもんだな、と思ってみたりもした。
読了日:08月09日 著者:吉川 トリコ


次回作にご期待下さい (角川文庫)次回作にご期待下さい (角川文庫)感想
面白かった。お仕事小説の中でも、モノを創り出す話は特に好き、と言える作品。ジミヘンコンビも楽しいし、これから先の話も読んでみたい。CRYの話は謎もあって先へ先へと読み進めてしまった。
読了日:08月11日 著者:問乃 みさき


ただ、それだけでよかったんです (電撃文庫)ただ、それだけでよかったんです (電撃文庫)感想
買ってから2年ほど積んでいたうちに、なんで読もうかと思ったのか不明に。やっぱり読む年齢の問題だろうか。あまり深みは感じなかったけど、まぁその年頃なりの問題に向き合っているといえばそうなのかも。中学2年生だったね、と。いじめとか自殺とか、家庭内の問題とかてんこ盛り。しかし、人間性テストはいかがかと思うけど、確かに高学歴だけじゃ太刀打ち出来ない社会であることはわからないでもない。
読了日:08月12日 著者:松村涼哉


恋するSP 武将系男子の守りかた (メディアワークス文庫)恋するSP 武将系男子の守りかた (メディアワークス文庫)感想
戦国武将が城ごと現代にタイムスリップしてくるという設定がぶち抜けているので、なんでもありなのも許容。ライトすぎるほどライト。4人目の武将は誰だったのか。ヒロインがちょっとアレだが、それもひっくるめてコメディと思えば許容。気楽すぎるほど気楽に読めた。
読了日:08月13日 著者:結月あさみ


ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫 み 42-1)ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫 み 42-1)感想
読んでいて不愉快になるくらい、女の嫌な面を突きつけられた6話からなる短編集。でも、わかる。歪んでいるとしか思えないような母娘関係が描かれているが、そんなものだろう。オセロのように双方から描かれて明らかになる真実を突きつけられるという作りだったのはスッキリして良かったが、読後が良いとは勿論言えない。
読了日:08月14日 著者:湊かなえ


GIVER 復讐の贈与者 (角川文庫)GIVER 復讐の贈与者 (角川文庫)感想
続編を読むための再読。殆ど内容を覚えていたが、やはり楽しめた。話の作り、展開が好みなのを再認識。復讐代行業を軸に捻りもどんでん返しもある短編集なんて贅沢。
読了日:08月15日 著者:日野 草


BABEL 復讐の贈与者 (角川文庫)BABEL 復讐の贈与者 (角川文庫)感想
短編集の形をとりながら、悪事銀行なる敵対組織が登場。次巻は組織対組織の物語になるのだろうか。今作ではナイト・ジャーニーが不愉快で印象深い。復讐される側にこんなにむかっ腹が立ったのは初めてかも。象の鎖はいつものパターンと違って面白かった。
読了日:08月19日 著者:日野 草


TAKER 復讐の贈与者 (角川文庫)TAKER 復讐の贈与者 (角川文庫)感想
シリーズ完結。収まるところに収まった感じ。悪事銀行は結局あんまり脅威的な存在という印象もなかった。一人また一人と仲間が離れていく中で……という方に重きが置かれて、復讐内容はそっちのけっぽい。悪事銀行が仕組んだからしょうがないかもですが。しかし、1話目のは流石にそんな終わりで良いのか?
読了日:08月22日 著者:日野 草


思い出のとき修理します (集英社文庫)思い出のとき修理します (集英社文庫)感想
積んでいた3巻、4巻を読む為の再々読。だが、朧げしか覚えていないような状態で、普通に楽しんだ。明里が夏だけではなく春も商店街で過ごしたらしい真実すら、忘れていたくらい。優しい雰囲気と少しの不思議の中で過去から進み出す物語。まさにタイトル通りのお話。
読了日:08月29日 著者:谷 瑞恵


きのうの影踏み (角川文庫)きのうの影踏み (角川文庫)感想
夏、暑さを忘れたい時にオススメ出来そうなホラー短編集。しかしながら、悪霊が出てくるとか、殺人鬼がでてくるとかではなく、日常の何気ないところに潜んでいるような不可思議なものがほとんど。理不尽な怖さもあるが、それがなんなのか分からない怖さ、判明するからこそ感じる怖さ。バラエティに富んでいて面白い。
読了日:08月29日 著者:辻村 深月


思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)感想
再読。ちょっと不思議で時計とともに思い出も修理してしまう連作短編集は健在。作中で何度も表記されているが、まさに優しさに包まれた作品ばかり。最後にはきちんと落ち着くので、安心して読むことが出来る。偶然が出来過ぎか? と思うことも、そういう話だしとすんなり飲み込める。
読了日:08月31日 著者:谷 瑞恵

読書メーター

 

月日が過ぎるのは早いものですねぇ。

積んでからあっという間に数年経ってるものが発掘されましたよ。

でも、もっと古いのがあるのもわかっていますけど、下層から掘り出すのはなかなか至難の業ですからね。

またそのうちにってことになりそうです。

次は冬休みくらいかしらねぇ。

7月は冊数はそこそこだったのですが、再読本を2冊混ぜたので、新刊は減らしておりません。

そして、8/1には7冊買っているので、あっさりと積ん読本を増やしていますよ。

8月はお盆休みもあることだし、減らしたいなぁ………でも、8月は買いたい新刊が多くもある………σ(^◇^;)

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2406
ナイス数:103

あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)感想
ちょっと不思議な現代版「細雪」。タイトル通り、4人の女が一軒家で同居している話。シェアハウスではない。同居。最近の小説だと、4人も女が集まってしまえば、もやっとする部分が描かれて、まぁわかるけど……と言いたくなるが、そういうのは一切なく。安心して読むことが出来た。
読了日:07月02日 著者:三浦 しをん


金魚姫 (角川文庫)金魚姫 (角川文庫)感想
まさかの地元が舞台になって俄然面白くなる。地元ではなくても、充分に面白かった。金魚になってまで復讐を胸に抱き続け、巡り巡って末裔と出会って、非常にドラマティック。夏に丁度いい物語。
読了日:07月18日 著者:荻原 浩


過ぎ去りし王国の城 (角川文庫)過ぎ去りし王国の城 (角川文庫)感想
地に足の着いたファンタジー。現実と絵の中を行き来することに設定された制限が面白い。不思議な現象の根っこにあるものが、とても現実的で悲しいからこそ、あのラストで良かったかと。案外ページ数が少なくて、畳み掛けるように終わったような気がしないでもないけど。
読了日:07月20日 著者:宮部 みゆき


MAZE (双葉文庫)MAZE (双葉文庫)感想
豆腐のような建造物は迷路になっている。この中に入って消えてしまう人がいるという不気味な建造物。壮大なロマンある嘘が幻想的な世界を作り出し、その裏には地に足の着いた現実的な世界がある。ラストは幻想を残して心地よい終わり。最新刊を読むための再読だったが、殆ど内容を覚えていなくて楽しめた。
読了日:07月22日 著者:恩田 陸


クレオパトラの夢 (双葉文庫)クレオパトラの夢 (双葉文庫)感想
恵弥という、こんな目立つキャラクターを忘れていたことにびっくりするくらい、キャラクターに引っ張られて読了。今回は北海道の一都市が舞台。天然痘のワクチンかはたまたウイルスか? ということで右往左往する話。少しでも土地勘があるとより面白い。
読了日:07月24日 著者:恩田 陸


ブラック・ベルベット (双葉文庫)ブラック・ベルベット (双葉文庫)感想
今度はトルコを舞台に謎を追う旅。前2冊の登場人物も揃い踏み。大山鳴動して鼠一匹になるのかと思ったら、予想外の絡みが発覚。続編があるのなら、スケールが大きくなるのかも? ハラハラ感はあんまりなかったけど、おおよそオチがついてスッキリした読後。
読了日:07月26日 著者:恩田 陸


ぼくらのきせき ほのぼのログ season of heart (角川文庫)ぼくらのきせき ほのぼのログ season of heart (角川文庫)感想
気楽な読書でキュンとして癒されようと思ったのだが、出来なかった。歳のせいとは思いたくないが、共感出来なかった。イラストを文字にするのは非常に難しいと思うし、イラストには余白の部分があってそこに見る側が想いを馳せることができるが、文字で表現されると固定化してしまうかと。それでも文字や文章が好きだけど。
読了日:07月29日 著者:藤谷 燈子

読書メーター

6月は中旬くらいまであまり読めなくて(読む気力がなくて)、冊数はあまり稼げていません。

でも、購入量は断トツでした。13冊だったかと。なんで、こんなに集中した………('_')

 

6月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1920
ナイス数:65

文豪Aの時代錯誤な推理 (富士見L文庫)文豪Aの時代錯誤な推理 (富士見L文庫)感想
現代に転生した芥川龍之介が、羅生門事件と称される事件を身を呈して解決する話。現代に順応しきれていないけど努力している芥川が笑いを誘う。作中に満遍なく芥川要素がばら撒かれているのも面白い。弥生との関係も落ち着いたところで続編があるような匂わせも?
読了日:06月10日 著者:森 晶麿


人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)感想
重いテーマを扱った一冊。脳死を死として捉えるか、まだ生きているとするのか。物語としては綺麗に終わっているが、綺麗な正解があるわけではない。その立場になってみないとやはりどう思うかわからないが、今は薫子の狂気に圧倒される。「自分の価値観を人に押しつけるな」は万事においてそうなんだけど、よく響いた。
読了日:06月20日 著者:東野 圭吾


青山5丁目レンタル畑 (幻冬舎文庫)青山5丁目レンタル畑 (幻冬舎文庫)感想
軽く、浅く。そもそもページ数が少ないところに、女性3人のそれぞれの視点で描かれるから、しょうがないところもあるか。もっとお仕事小説っぽいかと思っていたが、それも物足りないし、自分探しなのだとしても物足りない。たぶん、自分がもうこういう感覚に同感できなくなっているからかも。若すぎる。でも、その若さに無理も見えた。
読了日:06月20日 著者:白石 まみ


営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)感想
営繕かるかやとはなんぞや? 一つ目の物語の終盤でそれが知れる。古い家に起こる怪異を、優しい方法で解決してくれる修繕屋だった。この、かるかやが関わる古い家にまつわる怪異ばかりを集めた短編集。ざわり、とする感覚はあるが、読後はいずれも悪くない。しかし、こういうのを読むと、古く歴史ある家がちょっと怖くなる。
読了日:06月25日 著者:小野 不由美


これは経費で落ちません! 4 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 4 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
相変わらずザラザラした印象。会社ってこんなものかと思うが、いろいろありすぎだろう。しょっぱなから、美華にイラついたが、終盤は受け入れていた。仕事をすることを優先するために嫌な人への対処法を身に付けるようなもの。沙名子も少しずつ変わってきてる印象。この人も結構曲者な気がする。
読了日:06月27日 著者:青木 祐子


ユートピア (集英社文庫)ユートピア (集英社文庫)感想
善意は悪意より怖い、か? というより、善意の皮を被った悪意が一番タチが悪い。表題になっているユートピアなんて実際はどこにもないし、今生きている場所でやってくいくしかないよな、としみじみ思った読後。健吾は逃亡したままということで良いのだろうか。
読了日:06月28日 著者:湊 かなえ

読書メーター

 

 

5月はそこそこ読めた方です。

中旬以降は体調崩したり出張だったりして、なかなか読み進まなかったんですけどね。

でも、9冊はなかなかかと。

6月はどうかなぁ………。

読まないと減らないのは事実ですからね。

 

5月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3353
ナイス数:187

妻を殺してもバレない確率 (宝島社文庫)妻を殺してもバレない確率 (宝島社文庫)感想
タイトルは物騒だが、内容は真逆。未来予測システムをめぐるオムニバス。登場人物が時々リンクするあたりも含めて、好みの作り。全話が落ち着くところに落ち着いているので、穏やかな読書をしたい時におススメ。ハッピーエンドではない結末を用意するのも含めれば、いろんな話が読めそう。
読了日:05月01日 著者:桜川 ヒロ


家族シアター (講談社文庫)家族シアター (講談社文庫)感想
タイトル通り、家族をテーマにした短編集。家族って時々イラっとするし、兄弟の関係性などもその感覚がとてもよくわかる。けど、嫌だと思うことがあっても好きとか嫌いとかいうもんでは無いんだろうなぁとしみじみ思う。「タイムカプセルの八年」は途中で読んだ記憶があったが、ラストまでは覚えてなかったのである意味新鮮な読書が出来た。
読了日:05月02日 著者:辻村 深月


秋葉原先留交番ゆうれい付き (角川文庫)秋葉原先留交番ゆうれい付き (角川文庫)感想
時代物だけではなく、現代を舞台にしても人情物を描いてくれる作家さん。足しかない幽霊の死の真相を縦軸として、秋葉原で起こる秋葉原ならではの事件を、ものすごく有能なザ・オタクな権田と女性だけに発動する天然スキルを持つボンクライケメンの向谷の警官コンビが解決して行くという話が面白くないわけがない。コミカルな部分もあるが、ラストはしんみりとする、結構贅沢な1冊。
読了日:05月03日 著者:西條 奈加


さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)感想
ようやく、中山さんの表デビュー作を読んだ。ヒロインとは思えない、全身火傷という設定に度肝を抜かれつつ、ピアノに向き合う姿に重きがおかれていてミステリ要素がそっちのけだと思っていたら、とんでもなかった。まさかの全身火傷さえミステリ要素の必然で、どんでん返しに改めて度肝を抜かれた。途中からはBGMにクラシックを流しながら読んだ。
読了日:05月04日 著者:中山 七里


おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)感想
今回はどんでん返しが小さめだったかと。主人公の性別を女の子だと睨んで読んでいたが、ラストではっきり性別に言及されたので、そういう意味では予想を裏切られたとも言えるかと。相変わらず音の表現が力強い。文章だけでも圧倒される。
読了日:05月06日 著者:中山 七里


さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
「さよならドビュッシー」で早々に退場した香月玄太郎がまさかの主人公。前奏曲というタイトルの通り、ドビュッシー事件の前日譚。直前まで描かれたラストにその先を思い出してしんみりとする。つくづくこんな傑出したキャラクターを亡くしている事が悔やまれる。言いたい放題やりたい放題だけど、気持ちが良いお爺ちゃんだ。もっと活躍するところを見たかった。
読了日:05月09日 著者:中山 七里


いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
劇的すぎる。ワールドワイドな上にテロとか音楽で人質解放とか、何だろう、岬の万能感が恐ろしい。今までのシリーズと毛色が違う感じがして戸惑う。音楽の凄さは伝わったが、ほかのスケールも違いすぎた。しかし、犯人はわりとわかりやすかった。
読了日:05月24日 著者:中山 七里
どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
岬洋介、高校生の時の話。読みやすかった。同じクラス内で起きた殺人事件を解決したのが、彼の最初の事件。犯人はわかりやすかった。クラスメイトの陰険さは本当に不愉快。こう思わせるまで描くところと、悲愴を聴きたくなる表現に中山さんの凄さを再確認。続編があるようですね。
読了日:05月27日 著者:中山 七里


異神千夜 (角川文庫)異神千夜 (角川文庫)感想
現実世界のすぐ隣にあると思わせてくれるような異界が描かれている和製ファンタジー。魔法も何もない分、地続きであることがリアルさを増す。4編の短編から成るが、鼬や鎌鼬などの共通点を持つ。理由なく面白い。
読了日:05月31日 著者:恒川 光太郎


読書メーター

 

5月は新刊が少なかったので、積ん読本を減らすチャンスでした。

5月は5冊買って9冊読んでいるので、減ってますね(*^ω^*)